DeFi(ディファイ)のことを知りたい人:「最近、DeFi (ディファイ)が儲かるよっていう話をよく聞くけど、ぶっちゃけ何が何だかわからない、、仮想通貨を使った取引っていうのはわかるんだけど、仮想通貨は前のブームで儲からなかったし、結局リスクもあるんでしょ?初心者にもわかりやすい記事はないだろうか、、」
こんな疑問を解決します。
本記事でわかること
・DeFiとは?何ができるの?
・DeFiが儲かる仕組み│ガバナンストークンの値上がり
・危なくないの?どんなリスクがあるの?バブルじゃないの?
上記について1つ1つ解説していきます。
本記事を書いているボクは仮想通貨は2017年の11月から始めました。(ブームのちょっとだけ前ですね)「DeFi運用」を始めたのは2021年の10月から。
最初は「DeFi」の世界が全く理解できませんでしたが、やりながら情報収集をしていくうちに、「DeFiの世界観」に完全に共感しました。
DeFiには「既得権益の排除」「資本主義へのアンチテーゼ」「全員が平等」の精神があり、間違いなく、今の社会の矛盾を解決するテクノロジーだと確信しました。
本記事にたどり着いた方は「DeFi = お金を稼ぎたい」だと思いますが、メリットはお金だけじゃないですよ。
そんなDeFiの世界を、初心者にもわかりやすく、図解入りで解説していきます。
この記事を読み終わるころには、DeFiの理解が深まるとともに、以下の理解不能な単語も自然に理解できるようになっているはずです。
- ガバナンストークン
- パンケーキスワップ
- メタマスク
- ファーミング
- ステーキング
- DEX
- レンディング
- インパーマネントロス
なおDeFiを始める以前に、仮想通貨取引所の口座が必要です。まだの方は以下のどちらかでどうぞ。
・bitbank(ビットバンク):手数料が最安だけど、少し難しい
・コインチェック:手数料が割高だけど、超わかりやすい
【初心者向け】DeFiを理解して稼ぐまでの完全講義│リスクも解説
DeFiの基礎理解
まずは言葉の意味からですね。
上記のとおり。
2021年からDeFiでの取引量は4兆円規模に急増し、金融庁や日本銀行も調査リポートを積極的に発行しています。
とはいえ「分散型の金融」と聞いても、意味不明ですよね。
なので、下図を使いつつ、DeFiの凄いところ(既存の金融システムとの違い)を5つ解説していきます。
DeFiの凄いところ【5つのポイント】
DeFiで稼げるのは当たり前すぎるので、ここでは省きます。
銀行金利が0.001%、株式投資の利回り5%で天才と言われる世の中で、DeFiの利回りは20%以上も楽勝で狙えます。
上記にプラスして、DeFiのすごいところは以下の5つです。
ポイント①:中央管理者がいない
ポイント②:誰でも参加できる
ポイント③:金融業務のムダを解決
ポイント④:ウソやズルができない世界
ポイント⑤:DeFi経済圏で何でもできる
上記を1つ1つ理解していくと、今の世界で矛盾に感じているモヤモヤが一つずつスッキリしていく感覚になっていきます。
このスッキリする感じが、そのままDeFiの凄いところなります。
サクッと見ていきましょう。
ポイント①:中央管理者がいない
まずDeFiの凄いところは「中央管理者が不在」ということです。
たとえば従来の金融では「銀行」という管理者がいますよね?
国の紙幣は日本の場合は「日本銀行」という半分民間の銀行が発行しています。
その結果、何が起きているかというと「庶民が頑張っても何も変わらない、むしろ悪くなっている」ですね。
これは最近の事例でもわかります。
国が勝手にお金を発行して「お金配り」をした結果、起こったことは以下の通り。
・株価が上昇⇒株主が儲かる
・インフレが発生⇒庶民が困る
・金融市場自体がやばい⇒庶民が困る
庶民のためにお金を配ったはずなのに、株主だけがさらに資産を増やし続け、庶民の生活は少しも良くなりませんでした。
また、銀行に貸した自分のお金なのに、引き出すときや他行に移動する時、さらに入金する時でさえ金利以上の手数料がとられてしまいます。
このおかしな問題を解決する仕組みがDeFiです。
DeFiには中央管理者がいません
例えば、有名な2つの「仮想通貨の取引所のサービス」を紹介します。
▼【ユニスワップ】https://uniswap.org/
▼【パンケーキスワップ】https://pancakeswap.finance/
ちなみに仮想通貨のチェーン上にある「分散型取引所」のことをDEXといいます。
Defiでは、誰でも自由に瞬間的に仮想通貨の取引をすることが可能です。
素晴らしいですよね。
ここで「取引所のホームページがあるのに管理者がいないとは、どういうこと?」という疑問があると思います。
管理者がいない理由
答えは、取引が自動化されているからですね。
「AMM」はパチンコやゲーセンの自動両替機のイメージでOKです。
Uniswapの中には「スマートコントラクト」というプログラムコードがあり、例えば「ビットコインを1枚」入れると「10枚のイーサリアム」に両替される、といった感じです。
サービス自体は「オープンソース」となっており、要するにウィキペディアです。
「誰でも参加可能」なので、ボクもあなたも、全員が開発に参加でき、プログラムコードも「無料公開」されています。
ポイント②:誰でも参加できる
「誰でも参加できる」のは、開発だけではなく「取引」もできるということです。
日本に住んでいると理解できないかもですが、これって実は凄いことだったりします。
アンバンクト (unbanked) の世界の理解
世界には、銀行など既存の金融システムにアクセスできない「アンバンクト‐unbanked」と呼ばれる人が20億人以上いるといわれています。
例えば「資産運用をしたい」と思ったら、日本なら証券会社で口座を開いて、銀行口座と連携することで、株式など購入できます。
ところが、世界には「銀行を持っていない人 or 持てない人」もいます。
例えば、ボクの会社で働くフィリピン人の家族は銀行口座を持っていません。聞いた話では、本国では住所がない人もいるそうです。
なので銀行送金が難しく、日本でフィリピンペソ、もしくはドルに交換してから郵送しているとのこと。
これって他人事じゃないですよね?
DeFiはアンバンクトの問題を解決
アンバンクトな人たちは、ボクたちと同じ地球で生まれて、ボクたちより頑張って勉強をしたとしても、金融資産に触れる「機会が閉ざされている」
こういった状況は、平等ではありません。
しかしDeFiなら、誰にでも扉が開いています。
使うとわかりますがDeFiでは「IDの入力」も「パスワードの入力」もありません。行うことは、自分の「仮想通貨の財布」と「DeFi」のサービスをつなぐだけです。
これで「誰でも」「どんな場所でも」「スマホと通信環境さえあれば」金融取引をすることができます。
「IDの入力」と「パスワードの入力」はなぜ必要なのか?
「IDの入力」と「パスワードの入力」は言い換えれば、中央集権者が「あなたの身元」を認証する作業です。
つまり、あなたが「怪しい人」ではないかを、銀行などが調査しているんですよね。
このあたりはWEB3.0の世界観になるのですが、DeFiももちろんWEB3.0の世界観で運営されており「KYC」は存在しないので、つまり「誰でも」使えます。
フリーランスって一般社会で言えば「無職」で「無収入」と同じ。
なので、銀行口座はかろうじて作れたとしても「証券口座」を開設したり「ローンを組む」ハードルが高いです。
そういった意味で、半分「アンバンクトな存在」なボクたちでも自由に投資や融資が受けられる世界がDeFiです。
ポイント③:金融業務のムダを解決
金融業界って無駄が多いですよね?
つまり、自分のお金なのに自由にならないことが多すぎです。
・入出金の制限がある
・お金の移動に手数料がとられる
・窓口で紙の書類とハンコが必要
・海外送金に何日もかかることがある
これだけインターネットが発達しているのに、圧倒的に無駄が多いです。
さらに銀行窓口では、購入した瞬間に手数料分マイナスになっていくような悪質な金融商品を紹介しています。
その点、DeFiは銀行や証券会社が不在でも金融サービスが成り立ちます。
お金の回転速度が高速化する
DeFiの世界ではお金の回転速度も加速できます。
例えば、クレジットカードは使ってから引き落とされるのに1か月ほどかかりますよね。
お金の回転が高速化すると、経済も活性化していくので素晴らしいですよね。
DeFiの仕組みが拡散して「金融業界のムダや遅さを排除」する動きは必須かなと思います。
ポイント④:ウソやズルができない世界
DeFiは「イーサリアム」という仮想通貨のブロックチェーン上で行われます。
つまり取引はすべて、ブロックチェーンによって認証されてる世界。
ここで説明すると長くなりますので、下図で理解するか、もしくは各自ググってください。
透明性と分散性が高い
ブロックチェーンでの取引履歴は世界に公開されています。
誰かがウソをついたりズルをしたら「すべてブロックチェーン上で可視化」されます。
かつ、ブロックチェーンの履歴は「世界中のコンピューターが監視している」という状況なので、つまり「透明性+分散性」が高いです。
例えばDeFiでは、誰の財布でも中身を見ることができます。
世の中には怪しい情報発信者に騙される人も多いので、素晴らしい世界です。
ポイント⑤:DeFi経済圏で何でもできる
DeFiには「DeFi経済圏で何でもできる」という凄いところがあり、実はここが一番「革新的な部分」です。
今まではゲットしたポイントは、そのサービス内でしか使えませんでした。
しかしDeFiの世界では以下になります。
・同じ仮想通貨のブロックチェーン上で動く
・プログラムコードは無料公開されている
なので、それぞれのサービスを組み合わせたり、取り外したりすることができます。
いらないブロックは違う面に持っていけばいいし、全部を使いたいなら同じ面に色をそろえる感じです。
独占的な思考が生まれない理由
DeFiの世界で、なぜ共有、協力の感情が生まれるかというと流動性を確保したいからです。
DeFiの世界はいわばプラットフォームです。
・プラットフォーム=みんなが使ってくれるから価値が高まる
・DeFiをみんなが使わない=そのプロジェクトは消滅
なので、参加者全員がDefiの世界に貢献しようとする感情が生まれます。
Defiの世界では色々なプロジェクトが「オープンソース」としてコードを公開しています。
お互いに真似したり、共同でコラボしながら「DeFi経済圏」を作っています。
「自分だけ勝てばOK」といった、人間の汚さがないところが素晴らしいですよね。
日本的に言うと「お天道様が見ている」という世界は日本人にもマッチするはずです。
しかも「お天道様」は全世界のユーザーです。
というわけで、以上が5つのポイントです。
・完全に自由
・誰にでも平等
・参加者は社会に貢献
そんな世界であることがわかっていただけたかと思います。
DeFiが儲かる仕組み│ガバナンストークン
では次にDeFiがなぜ儲かるのか?について解説していきます。
DeFiのバズ=ガバナンストークン
DeFiが「儲けられる」「稼げる!」となった理由は「ガバナンストークン」が発行されるようになったからです。
このガバナンストークンが値上がりして、今までの手数料に追えて値上がり益が得られるようになったことで、DeFi市場が一気にバズりました。
DeFiが儲かる仕組み
DeFiは言ってみれば個人間のお金の交換(スワップ)です。
といった疑問がありますよね?
確かにその通りで、これまでは仮想通貨を貸し出したり預けることで利息を得るだけでは、大きく稼ぐことはできませんでした。
そこに登場したのが「ガバナンストークン」というわけです。
ガバナンストークンは、プロジェクトが発行する仮想通貨のことで、プロジェクトの意思決定に参加できる投票権(政治力=ガバナンス)を持っています。
仕組みは以下の通りです。
・プロジェクトが流動性の仕組み(換金所=ファーム)を提供する
・ファームのプールに個人(例えばボク)が流動性を提供する
・プールを作るとボクにガバナンストークンが発行される
・そのトークンが値上がりするのでボクが儲かる
補足:流動性(LP)とは?
流動性というのは、通貨が交換(スワップ)できる状態のことです。
例えばボクが通貨を入れることで、そのプロジェクトの中で通貨の交換ができるようになりますよね。
これが「流動性の提供」という意味になります。
はい、これも正しい意見ですね。
「ガバナンストークンに価値があるかどうか」はプロジェクトの信頼性とか、価値によって変わります。
なので、DeFiで流動性を提供するときには、以下の点がポイントです。
・プロジェクトの信頼性
・プロジェクトへの共感
・ガバナンストークンの価値
ガバンストークンの高騰=バブルに注意
そもそも、すべてのプロジェクトのガバナンストークンに意味や価値があるか?は疑問です。
そして実はここが「バブルかも?」と思われている点ですね。
とはいえ、2018年の仮想通貨ブームがそうであったように、多くの人が何も考えずに投資を行い、結果として価格が爆上げして儲かっている状況です。
なので「バブルだよね」と思いつつ、潮時が来るまでバブルに溺れ続けるのもアリですよ。
引き際は「サラリーマンが手を出し始めたら撤退」でOKです。
DeFiの安全性│保有資産額
そんなDeFiの世界には現在どれぐらいの参加者がいるのかを解説します。
どんなにすばらしい世界でも「ニッチすぎて参加者が少ない」状況だと怖いですからね。
DeFiの保有資産額は「9兆円」です
≫coin post:9月1日記事
Defiはコイン両替機なので、機械の中にはストックが必要でして、一定量の在庫を確保しています。
中にある在庫が「ビットコインやイーサリアム」になります。
例えば、ゲーセンの両替機なら1000円をいれると、100円が10枚出てきますよね。
100円玉がなくなると店員さんが補給してくれるわけですが、Defiには10兆円分のコインが入っています。
この10兆円はプログラムコードで管理されている(スマートコントラクト)ので、意図的に減らすことも増やすこともありません。
10兆円の規模感
「でもビットコインとかは1枚が高額だから、10兆円が十分か不安だよ!」
こんな方のために、念のため規模感を説明しておくと、以下の通り。
- アメリカのGDP:約2,000兆円
- 中国のGDP:約1,400兆円
- 日本のGDP:約500兆円
- 仮想通貨の市場規模:約300兆円
- DeFiのTVL :10兆円
2021年9月時点でのデータです。
DeFiの世界では、お金を借りたり、貸したり、レバレッジを掛けたりしています。
なので、DeFiのTVLは重複があり、レバレッジを掛けたら資金量が増えます。
とはいえ、参考記事にもあるように「TVL」は市場の流動性を見る分には参考になる指標だと思います。
このような書き方をすると「あれ、何かあるのでは?」と心配になる方もいますよね。
確かにリターンの大きい投資にはリスクはつきものです。
ということで、次はデメリットやリスクについても書いていきます。
Defiのリスクと問題点
DeFiのメリットに対するリスクを下表にまとめました。
DeFiの特徴 | メリット | リスク |
管理者が分散している | 権力集中が起きない(勝手にBANされない) | システム不具合中の停止ができない |
オープンに参加できる | 誰でも参加もサービスの開始もできる | ラグプル(持ち逃げ)のリスク |
匿名性が高い | 個人情報が利用されたり漏れたりしない | アカウントの回復が困難 |
全世界に展開 | 全世界平等に利用可能 | 規制の緩い地域からの利用が可能 |
自律性が高い | 権力に禁止されない | 不都合なサービスも規制できない |
改ざん不可能 | 不正が起きにくい | 不正があっても元に戻せない |
Defiのしくみのリスク
※ココからちょっとだけレベルアップします。
この時点で理解不能でもOKです。
小額を投資しつつ勉強していくか、本ブログで一緒に成長していきましょう!
・スマートコントラクトのバグ│プログラムのバグで資金を失う
・ステーブルコインの規制リスク│法定通貨の危機を感じて国が規制
・メタマスクのパスフレーズの消失│本人のミス
・DeFiのフロントエンドのハッキング│プロジェクト本体が攻撃される
・DeFiのコンポーザビリティのリスク│複雑に連動しすぎて欠陥が発生
・ラグプルのリスク│運営側の持ち逃げ
いくらブロックチェーンは改ざんが難しいといっても、基本的にプログラミングコードで動いています。
どんな世界にも天才がいますからね。
思いもつかないルートで想定外のハッキングが起こる可能性はどんなプロジェクトにも存在します。
補足:ラグプルとは?
ラグプルというのは、訳すと「絨毯を引っ張る」です。
年末かくし芸大会で堺正章さんがやっていたあれです。
堺正章さんのようにうまく引くことができれば机の上のものはそのままですが、普通は全部下に落ちてしまいますよね。
ラグプルとは新しいプロジェクトを立ち上げて資金を集め、資金が集まったところで、主催者が持ち逃げしてしまう詐欺です。
この詐欺に引っからない方法は「DeFiの始め方と手順を18画像で安全にガイド│詐欺にもあわない」の記事で解説しています。
Defiの市場のリスク
Defiは2021年に盛り上がってきた市場なので、要するにまだ制度面が追い付いていない感じです。
Defiはまだ導入段階
DeFiはキャズムの理論でいうところの、導入期あたりにいると思われます。
キャズムの理論とは、新しい商品やサービスが市場でシェアを拡大する過程で、容易に超えがたい「溝」があるとする理論です。
上記の画像でいう赤文字の矢印の部分です。
テレビや雑誌を見て参入してくるような「アーリーマジョリティー」が入ってくる前のまだまだ未成熟な市場です。
どんな新しいサービスも、最初はみんな疑いの目で見てかかります。
新しい概念が浸透していくと次第に参加者が増え、使い勝手も改善されて仕組みも整っていくものです。
だからこそチャンス?
つまり「挑戦する者にはチャンス!」ということです。
なにせ、いまなら市場調査をする時間はたっぷりあります。
かつての仮想通貨バブルのように、一般のサラリーマンが参入してきたときにはすでに知識武装は完了しています。
あとは押し引きのバランスをとっていれば自然に資産が増えます。
流動性の盛り上がりは歓迎【でも問題もある】
DeFiはイーサリアムブロックチェーンを利用して構築されることが多くて、DeFiの盛り上がりに応じてイーサリアム相場が高騰したりしていましたよね。
2021年でざっと7倍です。すごいですよね。
出展元:bitflyer
イーサリアムブロックチェーンは取引時に手数料として発生するガス代の高騰が問題になっているのですが、改善策も検討されています。
ただ、イーサリアムよりガス代(手数料)の安いポリゴンチェーンやバイナンス・スマートチェーン(BSC)もあるので「手数料が高すぎて無理!」という方でも問題なしです。
Defiで稼ぐ方法と手順
Defiでお金を増やす方法は3つです。
①流動性マイニング:アナタが銀行
②レンディング:あなたがアコム
③関連銘柄への投資:アナタは投資家
① 流動性マイニング
流動性マイニングとは、分散型取引所(DEX)にて仮想通貨を貸し出すことで流動性を提供し、報酬として利息分の仮想通貨やトークンを獲得するDeFiの投資方法です。
要するに「あなたが銀行になりましょう」ということです。
以下のプラットフォームで行うことができます。
・ユニスワップ:https://uniswap.org/
・パンケーキスワップ:https://pankakeawap/finance/
上記の使い方は「パンケーキスワップの始め方」の記事で詳しく解説していますし、ぶっちゃけ、さっき見てもらった「マナブさんの動画解説」が最もわかりやすいです。
※16分ぐらいからが手順解説になっています。
プロジェクト別の利回り(APP)は「DefiLlama」というランキングサイトで確認できます。
中には300%を超える利回りがあり凄いですよね。25万円ほど預けておくと1か月で5~6万円稼げる計算ですね。
参考に、記事を書いている2021.12月時点のパンケーキスワップのプール画面を貼っておきます。利回りは41.19%から240.99%まで。
流動性はDeFiへの投資熱が高まれば高まるほど上昇していくので、今後も投資チャンスは拡大していくと予想されています。
で、そんな流動性マイニングを始める方法は以下のとおり。
流動性マイニングを始める前の準備
準備①:メタマスクをchromeの拡張機能に追加≫解説はコチラ
準備②:メタマスクにBSCネットワークを追加する≫解説はコチラ
準備③:BSCネットワークにBinanceからBNB送金する≫解説はコチラ
なお、仮想通貨を購入する取引所としてはbitbankかCoincheckがいいのかなと思います。
・bitbank(ビットバンク)
・コインチェック
上記のイメージ。
≫失敗しない!NFT用の仮想通貨購入はコインチェックがオススメな理由
まだ口座をお持ちでない方はこの機会に申し込んでおきましょう。
流動性マイニングを始める手順
手順④:ファームのページに行く
手順⑤:好きなプールを選び、使用する通貨に交換(スワップ)する
手順⑥:通貨を半分に分けて流動性(LP)を追加(通貨をプールに入れる)
手順⑦:ファームを有効化して預ける
難しく感じかもですが、1回やってみると慣れると思います。
仕組みをシンプルにいいかえると以下の通り。
少しは理解しやすくしたつもり…です。
② レンディング
レンディングは、DeFi上で仮想通貨を貸し出す(レンド)ことで金利収入を得る投資方法です。
DeFiでは、貸し手と借り手が直接取引するので、銀行などを通すよりもお得に貸し借りできます。
要するに「あなたが超金利の安いアコムです」ということです。
利用するプラットフォームによっては、取引所で売却できるガバナンストークンを追加で獲得できるので、より大きなリターンを狙うことができます。
レンディングは以下のプラットフォームで行うことができます。
・Compound(コンパウンド):利用実績に応じて「COMP」というガバナンストークンを獲得できます
・Aave(アーヴェ):20種類以上のトークンで貸し借りをすることができます
なお、国内の仮想通貨取引所でもレンディングサービスを利用することができます。
まだ口座をお持ちでない方はこの機会にCoincheck公式サイトから申し込んでみましょう。
DeFiのレンディングサービスを始める手順
手順①:仮想通貨取引所で口座を開設し、取引に使用する仮想通貨を購入
手順②:仮想通貨のウォレット(メタマスクなど)を作成
手順③:購入した仮想通貨をウォレットに入金
手順④:ウォレットとプラットフォームをつないで貸したい通貨を預け入れる
「ちょっとわからないな…」という方は、画像付きで解説した記事をどうぞ。
≫【簡単】完全初心者でも3手順!メタマスクの始め方│使い方も解説
③ 関連銘柄への投資
DeFiサービスの関連銘柄の値上がり益を狙うという投資方法もありますが、ぶっちゃけ、「それなら仮想通貨に投資すればよくない?」という感じもしますね。
主要なDeFi関連銘柄は「Uniswap」や「Balancer」などの限られた銘柄になります。
DeFi関連銘柄への投資を始める手順
手順①:国内取引所で口座を開設し、取引に使用する仮想通貨を購入
手順②:バイナンスで口座を開設
手順③:バイナンスに仮想通貨を送金
手順④:バイナンスでDeFi関連銘柄を購入
バイナンスはこちらから登録できます≫https://www.binance.com/ja
手順は「簡単!安全にバイナンスで口座開設する5手順【本人確認方法も解説】」の記事で画像付きでまとめています。
確認しつつ手を動かしていけば大丈夫かと。
Defiのよくある疑問
DeFiを始める際に、疑問になりそうなポイントに答えておきます。
安全な投資など存在しないので、少額で実践しつつ成長していくしかないですね。
余剰資金で小さく始めればOKですよ。ボクは副業収益の一部だけ入れるようにしています。とはいえやってみた感想としては30万円くらいあると楽しいかなという印象です。
雑所得の対象になるので20万円を超えると所得税が発生します。とはいえ、20万円だと、たぶん払わないですよね?たくさん儲かってから考えればOKかなと。
Defiを始めるには仮想通貨の購入が必要です。日本の取引所では20歳以上しか取引所に登録できないので、難しいです。親兄弟の名義を借りるか、海外のバイナンスであれば18歳から口座開設できますね。
少し注意点
ちなみにDefiに限らず、仮想通貨の世界では検索で出てきたURLや、サイトに張り付けてるリンクはうかつに踏まない方がいいですよ。
かならず、正しいURLであることを確認しましょう。
仮想通貨取引で詐欺にあわない方法については「DeFiの始め方と手順を18画像で安全にガイド│詐欺にもあわない」の記事でまとめておきましたので参考にどうぞ。
自分から動きましょう
とはいえ、情報はただ待っていても向こうからはやって来てはくれません。
とはいえ、はじめのうちはググり方すら意味不明かと思います。
Defiの主要なプロジェクトについて少しふれておきますね。
Defiの主要なプロジェクト
今回紹介したパンケーキスワップの具体的な手順解説については「DeFiの始め方と手順を18画像で安全にガイド│詐欺にもあわない」の記事でまとめました。
そのほかの主要なプロジェクトのリストは下記の通り。
以下を理解しておけば、かなり詳しい人になりますので、参考に。
プロジェクト名 | 出来ること |
①Uniswap(ユニスワップ) | ファーミング(銀行) |
②Compound(コンパウンド) | レンディング(アコム)「COMP」トークン(=コイン)」を発行 |
③Aave(アーベ) | レンディング(銀行)無担保でも借金できる |
④yearn(ヤーン) | 複雑なDefi運用を最適化してくれる。「YFI」というガバナンストークンを発行 |
⑤InstaDApp(インスタ ダップ) | レバレッジをかけた取引ができる(っぽい) |
⑥Maker(メーカー) | ステーブルコイン「Dai」の発行ができる |
⑦Curve(カーブ) | ステーブルコイン同士の交換ができる「CRV」というガバナンストークンを発行 |
⑧Balancer(バランサー) | プールのバランスを自動で調整してくれる(っぽいですが、まだ理解できてません) |
Defiは最近盛り上がり始めた領域です。
ぼく自身の知識は完ぺきではないですし、今でも実践しながら勉強中です。
現状では「情報ソース=ほぼ英語」という状況なので、時間はかかるかもですが、理解が進んだらまた記事にしたいと思っています。
できればブックマークしていただいて、暇な時にまた訪れてみてください。
ぜひ一緒に学んでいきましょう!
なお「これからDefiとかNFTとか始めたいよ!」という人は、まずは仮想通過(メタマスク送金するならリップル)を購入しておきましょう。
では、今回は以上です。